代表挨拶

現在の日本は、ますますの少子高齢化、人口減少は避けられず、多くの医療機関の経営が行き詰まります。医療従事者は資格があっても、良い働き場所が減っていき、納得のいく働き方ができなくなっていくことが目に見えています。従来の日本の医療の姿では、確実に崩壊すると分かっていても、実際に積極的行動に移している人はほとんどいません。発言力や決定権のある世代(今の管理職の方々)は完全な崩壊前に無事退職を迎えられる見込みで、切迫した自分事として捉えられていない、ということに一因があるのではないでしょうか。

 私は臨床医として患者様の治療や予防に関わりつつ、日本の未来のために患者様、働き手、そして医療機関にとって、安心安全で満足度の高い持続可能な医療・介護・福祉の提供方法について研究してきました。また医療と関わりのない人たちがもつスキルや経験などを、ヘルスケアの世界と結び付け、すぐれた技術を世の中へ発信するサポートも行ってきました。

 あたらしいヘルスケアの常識を作るには、あなたの力が必要です。従来の方法での積み重ねではあまりに時間がかかり、あなたのアイデアや力で常識がひっくり返ることが多々あります。あなたのスキルや経験、知識などを積極的に見つけ出し、私たちのチームのサポートによるエビデンス構築やリスクマネージメントなどを組み合わせることで、世に新しい製品や仕組みが発信でき、あたらしい常識ができる可能性が高まります。

 私たちはこれからも患者様、医療従事者、医療機関を守り、そしてヘルスケアの世界に新しい風穴をあける製品や仕組みの発信をサポートしていきます。

合同会社FamTip 代表 医師 稗田翔平

略歴

北海道八雲町生まれ

八雲高校、札幌医科大学医学部卒業

医師免許取得後、市立室蘭総合病院、市立釧路総合病院、北海道大学病院、他札幌市内複数医療機関で勤務

2022年 合同会社FamTip 設立